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No.270(9/27)庄川清流温泉復活


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温泉を汲み上げいてる庄川現場より

 

日本でポピュラーな温泉と言えば、単純温泉と食塩泉。

単純温泉というのは、成分含有量が1g/kg未満で温度が25℃以上の温泉、食塩泉というのは、食塩成分(ナトリウムと塩素)を主体として、その他の成分も含めて1g/kg以上の温泉を言います。

 

ちょっと難しくなりますが、日本の法律(温泉法)で温泉とは、

①、地中から湧出した際の温度が25℃以上の温水

②、25℃未満でも、成分含有量が1g/kg以上の水

(この他にもラドン温泉とか鉄泉とか、固有成分含有量が規定量以上あれば温泉となるものものありますが。主にはこの二つ)

 

私が週3で汲み上げている庄川の温泉の泉質は、《含鉄・二酸化炭素 ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉》(推定)という泉質で、ポピュラーな食塩成分を含んでいるばかりではなく、他にも、鉄・炭酸ガス重曹・にがり成分などがバランス良くかつ豊富に含まれています。

 

その証拠はこれ、


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洗浄前のタンク外壁

温泉の排出先のタンクの外壁に鉄分やカルシウム分が付着して褐色に。

今日はこの壁を洗浄しました。

 


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洗浄後のタンク外壁

 

汲み上げた温泉は鉄分やカルシウム分が酸化して直ぐに色が透明から褐色系の濁りが生じます。
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黄金色。

 

有馬温泉には“金泉”と呼ばれるものがあって、この写真のように温泉水が黄金色になるからなんですよね。

 

その有馬温泉以上に多様なミネラルがバランス良く含まれているのが『庄川清流温泉』

多様なミネラルの効果は『庄川おんせん野菜』の美味しさが証明してくれています。

 

庄川清流温泉は、源泉の不具合で約5ヶ月あまりの期間湧出停止していましたが、“手当とリハビリ“を経てほぼ復活。温泉旅館はもちろん、おんせん野菜にも使って頂けるようになりました。(*^^*)

 

先日は復活の祝いとそれまでの慰労を兼ねてのお食事会もあり、


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お刺身には庄川らしくマスとイワナも入ってました。
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ということで、庄川清流温泉、復活です。私的にはちょっと寂しかった道の駅の野菜コーナーにも、間もなくおんせん野菜コーナーが復活する見込みです。(^_^)v

 

おしまい。(^^)/